思い出のアニメ&特撮(コミックもね!) |
第11回 レインボーマン (東宝・1972・全52話) |
出ました!レインボーマンです。 一粒で7度おいしいレインボーマン。 私はダッシュ1(黄色)がなぜか好きだった。ダッシュ7以外で唯一マフラーしてるし、出番が少ないレアだもん(笑) |
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レインボーマンの話の構成は他のヒーローより少し特殊で、よくある1話完結式ではなく、1クール(13話)単位の連続した大きな話が4つあった。 ストーリー 1971年10月、インドと東パキスタンが起こした印パ戦争の激しい攻防の中に、一人の日本人の姿があった。 彼の名はヤマトタケシ。 彼は妹みゆきの足の治療費を得るため、プロレスラーとなる実力が必要であった。 そのため、超能力者・ダイバダッタを探していたのだ。 やがて、タケシに虹の男の夢をはせるダイバダッタは、自らタケシの前に現れ、タケシを弟子と認め、厳しい修行をかせる。 そして戦場の兵士をよみがえらせるダイバダッタの偉大な人類愛に触れたタケシもまた、いつしか己が欲を捨て去っていくのだった。 1年後、ダイバダッタは修行の意味と、虹の男の使命を語り、150年の寿命を終えた が、その時、タケシの体にダイバダッタの魂が合体し、愛の戦士レインボーマンが誕生したのだった。 日本に帰還したタケシは淑江と正造が営む、どんぐり園を救うため、マカオでの闇試合を引き受けた。 一方、マカオでは、日本人を憎む死ね死ね団とそのボス、ミスターKが、日本人皆殺し作戦「キャッツアイ作戦」を実行しようと企んでいた。人間を狂わせる恐怖の薬キャッツアイ、タケシはキャッツアイを飲み狂暴化した男と対戦し相手を倒した。 そこで、試合の主催者ミスターKを知り、死ね死ね団の存在を知る。 タケシは、ミスターKの館に向かったが、ミスターKは自ら基地を爆破し、日本に侵入した。 タケシ、レインボーマンとミスターK、死ね死ね団の闘いが始まる。
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第1クール/第1話〜第13話・キャッツアイ作戦編 レインボーマンの誕生から、死ね死ね団との出会い、そして両者の対決が始まる。 日本人皆殺しをめざす死ね死ね団によるテロ作戦である「キャッツアイ作戦」(「キャッツアイ」という人間を狂わせる薬を次々と飲ませ、 日本人による日本破壊と深く静かな恐怖をひろげる)、および「レインボー大作戦」(レインボーマンをヨガの眠りに誘いこみ、抹殺する)が並行しておこなわれる。 レインボーマンの誕生に2話かけ、本格的活躍までさらに2話かけるという物語構成は当時のヒーロー物作品としては異質であった。このことが、「レインボーマン」というドラマ世界に深みを与えたことは確かであろう。 これから全52話におよぶ遠大なドラマのプロローグ編として実感できるものである。 まだ未熟な印象のある主人公ヤマトタケシがまんまと罠に引っ掛かり、キャッツアイを飲まされて発狂してしまう等、 既存のヒーロー番組から逸脱した展開が実に衝撃的である。 |
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第2クール/第14話〜第26話・M作戦編 死ね死ね団は、ニセ札を日本中にばらまいて、インフレによる日本経済の壊滅的打撃・社会不安を引き起こす「M作戦」を実行する。 作戦はかなりの成功を収め、日本中が混乱の渦に巻き込まれる。他のヒーロー番組では、その週の敵を倒すと事件が解決するのが常だが、この作品では主人公の力だけではどうにもならない状況が描かれる。 死ね死ね団の陰謀に翻弄され、苦しみあえぐ庶民の姿が痛々しいまでに描かれ、主人公自らがが政府に直訴するという異例の設定になっている。 オイルショックの直前に作られた本作の先見性には、素晴らしいものがある。 「M作戦」と並行して、魔女イグアナ率いる殺人プロフェッショナルがレインボーマンを狙う。 このクールのみ、怪人に相当する存在が一体ずつ現れてレインボーマンと戦う形式になっているが、あくまでもドラマ内の添え物として扱われている。 それでも、襲いかかってくる敵と戦うためにレインボーマンはいろいろな化身を駆使し、次々と術を披露する。 アクション性と娯楽性が最も高い時期でもある。 |
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第3クール/第27話〜第39話・モグラート作戦 今度は「日本を国際的に孤立させる」作戦が中心に展開される。石油タンカーの破壊、外国要人の暗殺など「危険な国日本」のイメージを対外的にひろめるとともに、政治経済の中心をスーパーニトロン爆弾で破壊する「Xゾーン破壊作戦」など、泥縄式ではなくかなり計画的なテロ作戦が実施される。 レインボーマンは今回も先手を取られることがしばしばであったが、しかし、大作戦だけは何とか阻止し、(津波作戦を真空竜巻の術で止め、Xゾーン作戦もギリギリで爆弾を見つける)、最悪の事態を回避する。 今クールから、死ね死ね団のなかの特別選抜部隊である、悪魔武装戦隊「DAC」が登場する。地底戦車モグラート、航空兵器ダッカー、人間複写装置など、続々と開発・配備される死ね死ね団のメカは、「闇の軍隊」のイメージを作り上げている。 特に人間複写による「自分と同じ人間が暗躍する」恐怖は、「マグマ大使」の人間モドキ作戦に似た日常生活への浸透作戦として、恐ろしいものがある。 また、メインの敵は常に素顔を出して戦う者(及び操縦するメカ)であり、人間同士の戦いが強調された時期でもあった。 |
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第4クール/第40話〜第52話・サイボーグ作戦 これまでは秘密組織ということになっていた死ね死ね団だが、ここにきて「ニッポンに対する挑戦」をミスターKは公言する。そしてテレビ番組を乗っ取り、堂々とレインボーマンを呼び寄せるなど行動が露骨化するようになる。 また、日本人による日本破壊というテーマは、「一般市民のサイボーグ化」という恐るべき方向で恐怖があおられる。 サイボーグ作戦とは、人間を洗脳・強化する「ボーグα」という薬品を用いて、人々を死ね死ね団の意のままに動くサイボーグ奴隷に改造し、これらを蜂起させて日本社会を混乱・破滅に追い込む作戦である。 第1クールの「キャッツアイ」をさらに強化したような設定だが、狂気の研究者・ドクターボーグの個性と相まってさらにドラマ性が深まっていく。 そして、イグアナの母・ゴッドイグアナも参戦。娘の蘇生のためにレインボーマンの血を狙う。このゴッドイグアナ終盤はミスターKと同盟するが、しばらくはレインボーマン、死ね死ね団、ゴッドイグアナの三つ巴状態が続いていく。死ね死ね団の女幹部達は機械的なサイボーグ手術を受け、命を賭けた大攻勢を仕掛ける。これに対抗するため、レインボーマンは、 「レインボークロス」の術を会得し、苦境を切り抜けて行く。 激戦の末、腹心の部下を失い、憎むべき敵・レインボーマン打倒の執念に燃えるミスターK。 果たして、 レインボーマンとミスターKの戦いの行方は……? |
各話サブタイトル
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●すごいぞレインボーマン! 呪文 タケシは「アノクタラサンミャクサンボーダイ・・・」と数回早口で唱えて「レインボーダッシュ7」でレインボーマンに変身する。 この言葉は本当のお経で、仏が正しく平等に一切諸法の理に通していること、仏の悟りを意味すること、だそうである。 阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい) 最高の正しい悟りの意味。サンスクリット anuttara samyaksambodhih の音写。阿耨多羅(あのくたら anuttara)は「無上の」という意味。三藐(さんみゃく samyak)は「正しい」の意味。三菩提(さんぼだい sambodhih)は「悟り」の意味。 また、ダッシュ6や7が唱える解毒の呪文「オンタタギャトードハンパヤソワカ」も実際にある密教(真言宗)の呪文だ。
レイボークロス どういう理由かわからないが、4クール目からこの技が使えるようになった。 化身合体の術で、他の二つの化身の能力を同時に発揮ことができるレインボーマン(ダッシュ7)の奥義だ。 その際、ダッシュ7の額のシンボル(サンランプ)があわせもつ化身の色に応じて変化する。 でもこれが出来ると他の化身に変化しなくなるので、ちょっと寂しかった。 サンランプ ダッシュ7に額にあるシンボルだけど、これがあるからレインボーマンといえる。無かったら覆面おじさん。 これがいろんな武器になったりするのだ。トゲ(?)も剣になったり手裏剣になったりする。 でも3色になったのはかっこ悪い。 これは「太陽の剣」 レインボーマンってこんなにカッコよかったかなぁ? でもサイボーグ1号(知ってる?)の着せ替えスーツでダッシュ7を持っていたのだ。 |
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